16/01/21 19:23:45.77 0.net
国内最大の指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)から分裂し、結成された暴力団神戸山口組の直系組長として、山口組から除籍処分を受けて引退していた元山口組直系団体「太田興業」の太田守正組長(78)が加わっていたことが19日、
神戸山口組関係者への取材で分かった。神戸山口組の直系組長は今月8日の「新年会」から1人増え、22人体制になった。
神戸山口組関係者によると、太田組長は昨年12月、神戸山口組の中核組織「山健組」の相談役として現役復帰していたが、今月16日付で神戸山口組の「舎弟」に昇格した。
組織の名称は「太田興業」で、すでに大阪市内に組事務所を構えているという。
神戸山口組は昨年12月、太田興業の組織を引き継いだ山口組直系団体「秋良(あきら)連合会」と小競り合いを繰り返しており、大阪市浪速区の秋良連合会の傘下団体事務所に乗用車が突っ込む事件も起きていた。
車が突っ込まれた傘下団体も太田興業の傘下組織として神戸山口組側にくら替えしたという。
太田組長は山健組出身の有力直系組長だったが、2008年に6代目山口組体制の転覆を狙ったクーデター未遂事件で除籍され、引退。昨年7月には自叙伝「血別」を出版し、再び注目を集めていた。
同12月に山健組の相談役として現役復帰したことから、秋良連合会との近親憎悪が生じていた。
神戸山口組は山健組の井上邦雄組長をトップに13人の直系組長で結成。山口組からの移籍や引退した元組長らの合流が相次ぎ、直系組長は今月8日の新年会時点で21人となっていた。
一方、山口組は山口春吉初代組長の命日の17日、神戸市内にある墓地に最高幹部らが墓参に訪れたが、篠田建市(通称・司忍)6代目組長は姿を見せなかった。
山口組は例年、25日に篠田6代目組長の誕生祝いを兼ねた新年会を総本部で開催しており、警察当局はこうした行事をきっかけに対立が激化する可能性もあるとみて警戒を強めている。
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