三代目丸山組 和久井会 和久井一朗会長★2at 4649
三代目丸山組 和久井会 和久井一朗会長★2 - 暇つぶし2ch578:取材班 ◆C8WiiS0OIk
16/01/28 12:47:45.93 0.net
しかし、そんなとき、変質者が車のエンジンをかけて発進しようとした。
逃がすわけにはいかないと思った村野組員は、とっさに車の前に立ちはだかる。
驚いた変質者はアクセルを踏み込んで急発進し、村野組員をはね飛ばした。
そしてそのまま北方向へ逃走しようとした。
そのとき、南方向からこちらに向かって走ってくる黒いハマーが異変を察知してか、猛スピードですれ違おうとする変質者の車に体当たりした。
そしてハマーや、その後ろを走っていたレクサスなどからスーツ姿の男が次々と降りて来て、変質者の車を一瞬で囲んだ。
村野組員は意識を朦朧とさせながら、その様子を見つめた。
先頭にハマー、二台目にレクサス、三台目にロールスロイス、四代目にマイバッハ。
まぎれもなく、和久井会長と警護委員の車列である。
和久井会長が乗るロールスロイスの助手席には、如月若頭も乗っていた。
村野組員は、警護委員の対応の素早さに驚いたが、自分の不甲斐なさを悔やんだ。
警護委員に囲まれた変質者は「アイゴー!」と叫んでいる。おそらく朝鮮系の人間だろう。
如月若頭は和久井会長に対して「親分、あいつを病院に連れて行きます」と言ってから車から降り、村野組員のもとに駆け寄った。
そしてマイバッハに運び込み、共に病院へ向かった。
変質者への対応は警護委員に任せた和久井会長は、運転手に「わしも病院へ行こう」と言った。
数分後、和久井会長を乗せたロールスロイスは病院に到着。
先に来ていた村野組員は治療室に運び込まれており、如月若頭は待合室にいた。
和久井会長に気づいた如月若頭は驚いた表情で「親分、わざわざすみません」と言った。
和久井会長は「いや、そんなことより彼は大丈夫そうか?」と尋ねた。
如月若頭は「はい、頭は打ったようですが、幸い大事にはいたらないようです」と返答した。
それを聞いた和久井会長は「それはよかった」と言い、待合室で村野組員の治療が終わるのを待った。
【了】


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