三代目丸山組 和久井会 和久井一朗会長★2at 4649
三代目丸山組 和久井会 和久井一朗会長★2 - 暇つぶし2ch28:取材班 ◆C8WiiS0OIk
15/12/30 08:54:48.61 0.net
そんなとき、宮本のいとこが車で偶然通りかかり、宮本に声をかけた。
親戚ではあるものの付き合いはなく、会うのは約15年ぶりだ。
しかし、いとこがヤクザではあることは噂で聞いていたので、宮本は自分が置かれている状況を話した。
するといとこは「それはお前の正義感から来る物事を正したいという考えか? それとも悔しさから来る復讐心か?」と聞いてきた。
宮本は「両方かもしれない」と答えたが、いとこは「ヤクザには我慢しなくちゃならない場面が多々ある。ただの復讐心なら手助けはできない」と突っぱねた。
しかし「正義感なら手助けはするが、ましてや他所の組の出来事だ。ちょっと上と相談するからここで待ってろ」と言い残し、その場を後にした。
そのいとこは宮本高洋という名で、三代目丸山組和久井会井村組に属していた。
井村組長に相談するほどではないと判断はしたが、では誰に相談するか迷っていた。
そして井村組本部に戻ったが、応接室のソファに座る人物を見て、思わず声をあげた。
大親分である和久井会和久井一朗会長が、井村組長と談笑していたのだ。
宮本高洋に気づいた井村組長は「おう高洋、ちょうどお前の話をしてたんだ。ちょっと座れよ」と促した。
宮本高洋は恐縮しながらソファに座ると、井村組長「じつはな、お前を和久井の兄貴の運転手に」と話し出した。
しかし和久井会長は、それを遮るように「どうした?何かあせっているように見えるが」と言った。
宮本高洋は驚きながらも大親分の気配りに感極まり、思わず今起こっていることを話した。
同時に、目の前に座っているのは斯界の最高権力者であることを思うと、震えが止まらなかった。
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