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あいりん再生の歌 巨大壁画完成
2015年09月29日
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日雇い労働者の街・大阪市西成区のあいりん地区で２８日、日本最大級の壁画（高さ約７メートル、幅約７０メートル）が完成した。
不法投棄や落書きが横行していた街を明るく再生しようと、地元の住民らが協力して制作した。
西成区在住のミュージシャン・ＳＨＩＮＧＯ★西成さん（４３）や阪南大の松村嘉久・国際観光学部教授らによる「西成ウォールアートニッポン」と題した取り組みの一環。
防犯カメラなどによる監視ではなく、観光客や芸術家を呼び込むことで地域の環境を改善していくのが狙いだ。
西成区萩之茶屋の南海電鉄ガード下の壁面が“キャンバス”。
芸術家や地元の小中高生らが１５日から、「自分たちのまちは自分たちでつくる」「アセラズ クサラズ アキラメズ」など、ＳＨＩＮＧＯさんが作曲中の曲の歌詞をスプレーでカラフルに描いた。
ＳＨＩＮＧＯさんは「この場所を訪れるみんなに明るく元気になってほしい」と期待している。
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