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山口組系幹部は外傷性ショック死 現場に血痕付いた鉄棒
2015年11月17日00時06分
三重県四日市市のビルの一室で１５日、指定暴力団山口組系幹部の菱田達之さん（５９）の遺体が見つかった事件で、
三重県警は１６日、司法解剖の結果、死因は外傷性ショック死と発表した。
現場からは血痕が付着した凶器とみられる鉄の棒が見つかり、県警は殺人事件として１６日、四日市南署に特別捜査本部を設置した。
県警によると、死亡推定時刻は１５日午後４時ごろで、頭に複数の傷があったほか、顔や腕なども負傷。
左手の甲や肩は骨折していたという。
また、鉄の棒はテーブルの上に置いてあり、県警は鑑定を進めている。
菱田さんは１５日午後５時４０分ごろ、同市浜田町の４階建てビルの一室の玄関で、頭から血を流して倒れているのを、妻（５８）らが見つけた。
菱田さんは両手足を縛られていたといい、遺体の近くには結束バンドのようなプラスチック製のひも状の物が落ちていたという。
また、ビル２階の窓が割られていたことから、県警は何者かが２階から侵入して菱田さんを襲い、複数で拘束して殺害した可能性があるとみている。
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