15/09/04 17:34:15.38 0.net
今の時代のヤクザはまとなシノギができないのである。
ヤクザのシノギとは、『相手に自分が暴力団である事を知らせて、言葉で脅し金を取る事』である。
堅気にとって暴力団は怖い存在なので、そうやって脅して金を取るのがヤクザの古典的シノギになる。
総会屋もミカジメも競馬物件の占有も、根底には『暴力団の怖さ』がある。
しかし、今はヤクザを名乗る時点で逮捕されるのである。
暴対法も改正される度に厳しくなり、暴力団排除条例までできた。
組員が堅気を殴れば組長に責任が及ぶ使用者責任まで問われる法体制になってしまった。
これではヤクザはシノギができない。
ヤクザの古典的シノギは、『暴力団の怖さと言葉』が土台になっているものが大半だからだ。
だから、ヤクザはグローバル化にも順応できなかった。
中国や韓国やアメリカに進出しても、外国語を話せないので脅し用が無いからだ。
ヤクザは日本語が通じるところでしかシノギができない。
そうにも関わらず、日本での法律がガチガチに厳しくなっている。
その結果、テロリスト化したのが工藤会であった。
手榴弾やハズーカーまで装備し、シノギと言うよりは武力をもって金品を略奪する雑で荒い犯罪だ。
このような手法は長続きせず、工藤会は警察によって壊滅させられた。