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押収拳銃“元警部銃撃事件”に使用か7月8日(水) 12時43分
特定危険指定暴力団・工藤会による元警部銃撃事件で、近くの川で見つかり、押収された拳銃が、事件に使用された可能性が高いことがわかりました。
被害者の体内に残った銃弾の線条痕が、押収された拳銃とほぼ一致しました。
この事件は、3年前、北九州市小倉南区で、福岡県警の元警部の男性を銃撃し殺害しようとしたとして、工藤会総裁の野村悟容疑者(68)ら18人が逮捕されたものです。
警察は、工藤会組員の供述をもとに現場近くの川から拳銃を発見、鑑定の結果、元警部の体内に残っていた銃弾の線条痕が、この拳銃とほぼ一致したことが新たにわかりました。
警察はきょう、野村容疑者の自宅など関係先十数か所を家宅捜索して、容疑の裏付けを進めています。