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「被災でなくなった人の慰霊祭をやりたい」などと言って、東京・練馬区の男性から現金100万円を脅し取った疑いで元暴力団幹部の男が逮捕された。
土木会社の役員で元暴力団幹部の黛憲志容疑者（55）は2012年2月、練馬区の男性（62）から現金100万円を脅し取った疑いが持たれている。
警視庁によると、黛容疑者は当時、宮城県名取市にあった男性の土地に解体工事の残土を運び込む契約をしていて、
「この土地は被災地で何人か亡くなっているから慰霊祭をやりたい」などと言い、費用として現金を要求したという。
黛容疑者は男性に断られると、「ただじゃ済まないぞ。若い衆を行かせるぞ」などと脅していた。取り調べに対し、黛容疑者は「間違いありません」と容疑を認めている。.