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自己愛性パーソナリティ障害の人との接し方
上記のような振る舞いに、周囲は何かと苦労させられます。
相手の気分を害さないように忠告するのは至難の業で、忠告や意見が攻撃となって返ってくることもしばしばです。
相手の嫌な部分はいったん保留し、良いところを褒めて安心させ、尊大さを傷つけないように注意しながら、進言できるような関係づくりをすることが大切です。
このタイプは基本的に小心で、嫉妬深く、負けん気が強いので、功名心を刺激するように忠告していくことが効果を生むようです。
現実処理能力は高くないので、優秀なマネージャー的存在がパートナーになると、能力を発揮し成功へと導かれます。
自己愛性パーソナリティ障害の克服
このタイプは他人のことばに謙虚に耳を傾けることが最も苦手で、逆に言えば耳の痛いことを言ってくれるような他者に学ぶ、
他者を尊重することが、障害克服のポイントとなります。
また、集団で協力するのも苦手で、孤立・内閉・自己中心に振る舞いやすいので、チームプレーを必要とするスポーツや活動に携わるのも有効です。
他者への献身や社会的活動もいいでしょう。
実は、仏教の開祖であるブッダも、自己愛性障害を抱えていたとする説もあります。
自分のためではなく他者のために生きる喜びに目覚めることが、社会への適応の可能性となります。