15/02/18 18:58:31.03 0.net
>>175
■北九州戦争（昭和５６年）
草野一家 vs 工藤會
報復のエスカレートにより戦争突入を回避したい警察は、佐古野会長射殺容疑で工藤會の小川龍雲幹部を逮捕、
他にも、大東亜会の組員や草野一家の助っ人に来た石井組系の組員を別件で逮捕する等の手を打ったが、収束は難しかった。
２月２５日
古くから両者を知る【稲川会の稲川聖城会長】が事態を憂慮して仲裁を買って出た。
「堺町の射殺事件」から３週間後に、ようやく手打ち式となり、抗争に終止符が打たれた。
実は【堺町の組長同士の射殺事件】には、伏線があった。
２年前、極政会の溝下秀男会長が、田中組の組員に襲われて２週間の怪我を負った。
昭和５４年１２月２３日
工藤會幹部で田中組の田中新太郎組長が愛人宅である、小倉北区赤坂の高級マンションに居た所を、
草野一家極政会の組員２人に襲撃されて射殺されていた。
草野一家vs工藤會の組織上の対立としか思えなかったが、極政会の組員は最後まで背後関係を否定し、
自分達の意思で、田中新太郎組長を射殺したと主張、証拠上の判定は出来ないまま、それぞれに懲役10年と13年の判定になった。