14/02/09 23:30:09.81 PJm35TOd0
「アルバイトをしたい・・・」、昔ある浪人生がそう言って予備校を長期間
休みました。親に迷惑かけたくない、自分で受験料を払いたい、それが
アルバイトの理由でしたが、結局、合格確実と思われていた大学までも
不合格となり、今、その生徒は大学をあきらめフリーターを続けています。
一方、その人の友人はアルバイトの誘いを断り、一生懸命勉強して、
ある大学に合格しました。彼は僕が教えた受験テクニックを生かし、
塾講師や家庭教師で稼ぎまくっています。
僕は昔、予備校の授業のことを「家庭教師養成講座」と呼んでいました。
授業というと堅苦しい気がしますが、見方を変えて「大学に入ってから
家庭教師のアルバイトをするために今、研修を受けている・・・」、そう
思えば楽しくなるのでは?
つまり「勉強は金なり」ということですね。保険証を忘れて病院に行くと、
ほんのちょっとした診療でも莫大なお金を取られますね。つまり医者は
一人診断するだけで莫大なお金が入ってくるわけ。待合室は患者さんで
いっぱいですから、一日ですごいお金が入ってくるんですね。このお金は
何に払っているかといえば、医者の専門知識に払っているわけです。
患者の命を救うことのできる専門知識はそれだけ価値がある、つまり、
みんなが買ってくれる知識なんですね。世の中で売り買いされている
のは「商品」ではなく実は「知識」なのです。
つまり「そのときは無収入でも、後に莫大な利益をもたらす時間がある」
ということ。受験生時代はまさにその時間なのです。今の時間が後に
1億円をもたらすかもしれない。つまり、受験勉強とは1億円のアルバイト
をしているようなものなのです。