12/02/23 21:38:08.68 hRQsLLyQ0
一時、従妹が戦隊もののなりきりにはまった。
「オレは○○レッドだぜ!」などといいながらグッズを持って走り回っていた。
まあ当時5歳なので「なんだか男の子みたいだねぇ」ですんでいた。
数年後、実生活でも俺というようになったらしく、叔母さんに怒られたそうな。
そのことを偶然会った従妹からグチられ、さすがに俺まで怒るのもアレなので
「でも、俺って言ってない戦隊の人たちもかっこいいでしょ? 俺って言ったらかっこいいわけじゃないよ」
とやんわり言ってみた。
「おにーちゃんだって俺っていってるじゃん」
「俺は男だし、実際○○レッドよりかっこよくないだろ?」
「女の子だから俺って言ったらいけないのっておかしいよー!」
とふじこられたところで、近くの建物から珍獣の群れが出てきた。
「オレはくぁwせdrftgyふじこlp;@:」
「キャー○○(明らかに本名じゃない香ばしい名前)様かっこいいー!」
俺女+僕女×2だった。素晴らしいほどにテンプレだった。
肌色なイラストの紙袋を惜しげもなくさらした珍獣の群れは、幸運なことにこっちには目もくれず
痛々しい電波を撒き散らしながらどこかへ行った。
俺も従妹も( ゚д゚ )リアルでこんな顔になってしばらく立ち尽くした。
「……女の子が俺って言ったらああなるんだよ……口にしたくないから誰も言わないんだよ……」
従妹がめっちゃうなずいてた。
だが、仮性を脱却しリア厨になった今でも戦隊モノへの熱がさめやらないようで、
この分だとヲタの道をたどりそうだw しかも何だか腐りそうw
叔母さんは嘆いているが、こればっかりは俺にもどうしようもありませーん。
言ってないだけで同じ穴のムジナだしなぁ俺w