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捜査には所轄の摂津署だけでなく、府警本部で暴力団捜査を担当する捜査４課も加わっていたという。
山之内弁護士は「山口組顧問の私を逮捕し、弁護士資格を剥奪する絶好の機会とみて、捜査態勢を取ったのだろう」と推測する。
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「私を狙い撃ちした違法な捜査だ」。資格剥奪の危機にさらされた弁護士は、厳しい口調で捜査当局を批判した。
民事トラブルの依頼者に対し、トラブル先の倉庫の扉を破壊するよう指示したとして、４月８日に建造物損壊教唆罪で在宅起訴された
大阪弁護士会所属の山之内幸夫弁護士（６８）。指定暴力団山口組の顧問弁護士として知られ、山口組絡みの訴訟を数多く手がけてきた。
過去、組幹部らとの共犯として恐喝未遂罪に問われた際は無罪となったが、
今回の事件で有罪になれば弁護士資格を失うことになる。山口組にとっても“守護神”を失うことになれば大打撃