【東日本大震災】「スマトラ沖地震クラスだ」 津波17メートル、鉄骨ビルも破壊-宮城/女川[03/27]at NEWSPLUS
【東日本大震災】「スマトラ沖地震クラスだ」 津波17メートル、鉄骨ビルも破壊-宮城/女川[03/27] - 暇つぶし2ch1:コーヒーマーメイドφ ★
11/03/27 08:19:53.02 0
堅固な鉄骨ビルの高層階に避難しても安全といえない-。津波被害について研究している柴山知也・早稲田大教授(土木工学)らが
二十六日、宮城県女川町の女川漁港周辺で行った現地調査に同行した。
柴山教授は、鉄骨ビルが横倒しになるほどの津波の破壊力に「想定外だ」と驚き、一般的に知られる津波対処法を再考する必要性を指摘した。

「スマトラ沖地震クラスだ。日本でこんな光景を見るなんてショックです」。二〇〇四年、インドネシアを中心に二十二万人以上の
死者・行方不明者を出した巨大津波を引き合いに柴山教授は嘆息した。

女川漁港近くの高台に上ると、湾周辺の市街地は見渡す限り、がれきの山が広がる。高台にある町立病院の一階フロアに足を踏み入れた。
壁面には胸の高さ辺りにくっきりと泥水の跡が残る。

その場で測量すると、海面からの高さは一七・六メートル。柴山教授は「海から近く、ほぼ津波の高さと考えてよい。それにしても
記憶にない高さだ」と言う。
別の場所から漁港を見下ろすことができる「崎山展望公園」に移動した。地震の前には、湾の入り口にハの字形に防波堤が設置され、
海水の流入を遮っていたというが、残骸すら見えない。

V字形に切れ込んだ湾のちょうど中央部にある市街地に向かった。四階建ての鉄骨があらわになったビルが基礎部分から
引きちぎられたように横向きに倒されていた。
水の通り道が狭まり、勢いが最も高まる場所だ。ビルは内陸部へ十四メートルも流されていた。
「鉄骨や鉄筋コンクリートのビルが津波に倒されるとは、そもそも想定していなかった事態だ。

緊急時にはこうしたビルに逃げろ、と言っていたのが通用しなくなった」。
柴山教授は驚いた様子だ。同じように倒壊したビルは他に三カ所で確認できた。
津波の危険地帯では、四~五階建ての津波避難ビルを造るなど、緊急時には堅固なビルの
高層階に逃げるのが一般的な対処法とされてきた。
しかし、今回の調査で必ずしもビルが安全とはいえなくなった。
教授は「津波避難ビルの立地を考える上で教訓とするべきだ」と述べた。

2011年3月27日 07時02分

■東京新聞 :URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)


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