11/03/26 21:07:26.51 0
東京電力の福島第二原子力発電所で働く女性社員が、東電本社の幹部に、
現場の状況を電子メールで伝えてきた。
事故を起こした企業の社員であり、被災者でもある立場の苦しさも
つづっている。両親の行方はわからないという。
メールを受けた幹部はかつて女性の上司として第二原発で働いていた。
幹部からメール転送された東電関係者が、社員の名と所属を伏せて
記者に見せた。
関係者は「いまの状況で見せることが適切なのか迷ったが、社員の
希望でもあり、現場の様子を知る参考にしてほしい」と話す。
メールの送信日時は23日正午過ぎ。送り主は46歳の事務職の女性社員だ。
次のような内容でつづられている。
「1F(福島第一原発)、2F(第二原発)に働く所員の大半は地元の住民で、
みんな被災者です。家を流された社員も大勢います。私自身、地震発生以来、
緊急時対策本部に缶詰めになっています。個人的には、実家が(福島県)
浪江町の海沿いにあるため、津波で町全体が流されました」
「実家の両親は津波に流され未(いま)だに行方がわかりません。本当なら、
すぐにでも飛んでいきたい。でも、退避指示が出ている区域で立ち入ること
すらできません。自衛隊も捜索活動に行ってくれません。こんな精神状態の
中での過酷な労働。もう限界です」
★続きは>>2以降
2011年3月26日20時0分
■朝日新聞 :URLリンク(www.asahi.com)