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★汚染水除去を最優先 福島原発、破損場所の特定急ぐ 2011/3/26 15:41
東京電力福島第1原子力発電所では1、3号機タービン建屋地下の水たまりで
高濃度の放射性物質が検出され、1号機で水を取り除く作業を急いでいる。
原子炉とタービン建屋をつなぐ配管が損傷して水が漏れた可能性が指摘されており、
破損場所の特定も必要。今後漏水が拡大する恐れもあり、復旧作業は厳しい状況が続いている。
1、3号機の水で検出された放射性物質は、通常運転時の炉心の水の1万倍という高い濃度で、
復旧作業の妨げになる。このため1号機では汚染された水をポンプでくみ上げ、
とりあえず復水器にためておく排水作業を進めている。復水器は本来、タービンを回した水蒸気を冷やして水に戻す設備。
2、3号機タービン建屋の水は量が多すぎて排水方法を検討中という。
たまっていた水について東電は放射性物質の種類と濃度を25日に分析、
3号機ではセリウム144とヨウ素131の濃度が特に高かった。1号機も同様にヨウ素131などが高かった。
経済産業省原子力安全・保安院は、原子炉内の水が漏れ出た可能性が高いとの見解を示している。
使用済み核燃料プールの水では高濃度の放射性物質は想定しにくいからだ。
また、ヨウ素131の濃度が高かったことも理由。使用済み核燃料プールだとしたら半減期が
8日と短いヨウ素131はすでにほとんどなくなっているはずで、
地震発生直前まで運転していた原子炉の水とみるのが自然なためだ。(続く)
日経新聞 URLリンク(www.nikkei.com)
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