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東京電力による計画停電の影響で、首都圏で診療に支障が生じる医療機関が現れている。
医師らは「病気の発見や治療が遅れ、患者が不利益を受けてしまう」と危機感を募らせる。一方で停電対象地域に
ありながら停電を免れる病院もあり、不公平感も強まっている。
相模原市の国立病院機構相模原病院は、計画停電のため、緊急以外の手術をほとんど行えない状態が続いている。
自家発電機を備えているが、患者の安全を考えて、予約の手術はすべて中止にしてきた。
これまで週15件ほどあった外科手術は先週、緊急の3件だけに。早期がん患者の手術も先延ばしした。統括診療部長の
金田悟郎医師は「停電中は検査機器も使えず、病気の早期発見にも支障が出ている」と話す。
会計処理も停電の影響で停止している。秋山一男院長は「地震後は患者から治療費を全く受け取っていない。
今後、未収金が発生する恐れがあり、病院経営が圧迫される」と懸念する。
埼玉県吉川市の吉川中央総合病院でも、一部の患者の手術を延期した。総務課の担当者は「手術日はこれ以上
延ばせず、夜間に行うしかない。2次救急指定病院は停電の対象外にするなど、もっと医療を重視してほしい」と訴える。
(2011年3月26日13時17分 読売新聞)
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