11/03/26 11:42:33.96 0
★サービス業を破綻から救え 「消費の自粛」という第4の災害
未曾有の大災害が起きた。行方不明者、そして災害や原発事故からの避難者…。
テレビや新聞を見るのが、これほどつらいことはない。
地震、津波、原発と3つも続いた大災害。実は、そこにもう1つの災害が始まっている。
「消費の自粛」である。
このことは、ある種のタブー視をされている。だから、その波は静かに広がっている。
しかし、この状況に目を向けず、対応が遅れれば、問題はさらに深刻になる。
●東京から活気が消えた
先週金曜日の夕刻。銀座界隈を歩いてみた。
歩行者はまばらだ。店の多くはシャッターを下ろしている。数少ない営業店も、店が薄暗く、いつもの賑わいがない。
メニューも絞られている。銀座四丁目あたりも暗い。ショーウィンドーやネオンが消灯されているからだ。
それだけではない。小売店は物流がマヒしたおかげで、売る商品がない。客がいても、商品が届かないのだ。
これは小売店で働く人にとって、忍びないことだと思う。
被災地や銀座ばかりではない。
日本各地から悲鳴が聞こえてくる。しかし、その声はなぜか小さい。
これが静かに始まった「消費の自粛」という衝撃波である。
まずは旅館からの悲鳴が聞こえる。地震の直後から、予約をキャンセルする電話が鳴り止まない。
わずか数日で、温泉地の予約はガラガラになってしまったという。特に首都圏からの個人旅行客、そして団体客のキャンセルが多い。
外国人旅行客のキャンセルも増えている。そして、キャンセルの波がいつ収まるのか、まったく見えてこない。 (続く)
日経ビジネスオンラインから抜粋 URLリンク(business.nikkeibp.co.jp)
続きは>>2-4