11/03/25 15:36:36.56 2fzX6qCCO
【プロジェクトX風】
…ライトの明かりに照らし出されたモノが目に飛び込んだ。焦点が合いそれが何であるのかを理解し絶句した。
「象の足」もんじゅで1本だったものがここでは数えきれない数で存在し床を埋め尽くしている…
まるで鍾乳洞の中にいるかのように線量計のアラーム音のみが木霊している。鈴木は自分の死を肌で感じ取った。
「鈴木さん」斎藤に呼ばれハッと我に返った。
「この水はどこから来てるんでしょうか?」
腰まで浸かっている水。まるで温水プールに入っているような暖かさだ。