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防衛相 日米で真水注水検討へ
北澤防衛大臣は、閣議のあとの記者会見で、深刻な状態が続いている
福島第一原子力発電所の冷却作業について、アメリカ軍からの申し出を受けて、
アメリカ軍と自衛隊の艦船や機材を使って、真水での注水作業を検討していることを明らかにしました。
福島第一原子力発電所の事故を巡っては、緊急的な措置として、
海水を使った冷却作業が行われていますが、このまま海水を使い続けると、
将来的に、海水の塩分によって、原子炉内が腐食する可能性があるとされています。
これに関連して、北澤防衛大臣は、閣議のあとの記者会見で、
「いつまでも海水を注水すると塩害が起きるため、アメリカ側から真水に早く変更すべきだという強い要請があった。
アメリカ軍の貨物船や自衛隊の補給船、アメリカが購入したポンプシステムで、
水を注水することを検討している」と述べ、アメリカ軍からの申し出を受けて、
アメリカ軍と自衛隊の艦船や機材を使って、真水での注水作業を検討していることを明らかにしました。
NHK 3月25日 13時3分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)