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東京電力は24日、福島第一原発の放水口近くで採取した海水から、放射性ジルコニウム95を微量検出したと発表した。
ジルコニウムは核燃料の被覆管に使われており、冷却水が失われて高温になった使用済み核燃料の被覆管の一部が溶けて、
大量放水された海水に混じって海に流れ込んだ可能性がある。
東電が23日午前、放水口から南側約330メートル地点で海水を採取。
ジルコニウム95の濃度は1立方センチあたり0・23ベクレルだった。
近畿大原子力研究所の杉山亘講師(原子力安全学)は「被覆管が燃料の熱で溶けているという証拠が、
初めて見つかったと言える。使用済み核燃料一時貯蔵プールから出たのだろう」と話す。
(2011年3月25日08時20分 読売新聞)
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