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(週刊文春2010年11月25日号)
信じがたいが、菅首相の憧れは小泉純一郎元首相だという。
かつて伸子夫人もそれを認めていた。
だが、小泉元首相に秘書官として仕えた小野次郎参議院議員(みんなの党)は、
「小泉さんを意識しているのはすぐ分かったが、全然似ていない」と言う。
例えば、尖閣諸島沖で漁船の船長が逮捕された時、首相への報告が6時間後だったという報道があった。
菅首相が部下を怒鳴り、「俺が6時間も知らなかったのは問題になる」として、報告時間を早めに
修正させたというものだ。
小野氏は警察庁から出向して首相秘書官を務めた時、当時の小泉首相からこう言われたという。
「小野さん、もし俺に朝までに緊急の報告をせずに『怠慢だ』と批判されそうになったら、
『首相にはすぐ報告した』と言っていいよ。俺とキミは一体なんだ。
俺を叩き起こすべき情報かどうかは、キミが判断すればいいことだ。」
小野氏は振り返る。
「小泉さんのこの言葉のお陰で、信頼関係が深まりました。菅さんのように『お前のせいだ!』
と怒れば、部下だってやる気をなくします」