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★世界各国で原発建設一時停止が広がる 独誌「原発時代の終わり告げる」 2011/3/21 09:02
東北関東大震災で東京電力の福島第一原発が炉心溶融など大規模な事故を起こしたことは、
海外のメディアも連日、大きく報道しているが、その多くは今回の事故を深刻に受け止めている。
世界主要メディアの報道を見ると、「核惨事の恐れ」(仏紙ル・モンド)との危機感から、
「原子力産業、安全システム再評価へ」(米紙ウォール・ストリート・ジャーナル)、
「原発の備えは十分か」(韓国紙・朝鮮日報)など安全性を改めて見直すよう求める論説を掲げている。
●「まるでエンジンなしの自動車を運転しようとしているようなものだ」
そんな報道の中でも、欧州を代表するクオリティーマガジンとして定評があるドイツの
総合ニュース週刊誌「シュピーゲル」は「日本のチェルノブイリであるフクシマは原発時代の終わりを示す」
と題した緊急レポートを掲載。その指摘はエネルギー政策から文明論まで多岐にわたり、興味深い。
同誌は日本について「日本は独仏より地震のリスクは大きいが、
高い教育を受けた研究熱心なエンジニアが世界で最も進歩的で信頼性の高い自動車を生産する先進工業国だ」と技術力を高く評価。
「その日本政府のスポークスマン(官房長官)が、住民は屋内に退避し、エアコンのスイッチを切るよう指示するしかないのは、
日本のような高度な先進国でも解決の手段がないことを意味している」と絶望感を露わにしている。
津波で停電した原発の復旧は「まるでエンジンなしの自動車を運転しようとしているようなものだ」
と嘆く識者のコメントも紹介している。(以下略)
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●英文 Japan's Chernobyl: Fukushima Marks the End of the Nuclear Era - SPIEGEL ONLINE - News - International
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