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北澤防衛大臣は、防衛省で記者会見し、福島第一原子力発電所について、19日に続いて、
上空から表面温度を測定した結果、3号機の格納容器の上を除いて、1号機から6号機まで、
いずれも100度未満で、専門家の分析で、使用済み燃料を保管するプールに水が入って
いることを裏付ける貴重なデータになるという見方が示されたことを明らかにしました。
この中で、北澤防衛大臣は、19日に続いて、20日も午後1時ごろから、およそ1時間、
自衛隊のヘリコプターが福島第一原子力発電所の上空から、赤外線を使って表面温度を
測定する活動を行ったことを明らかにしました。
そのうえで、北澤大臣は、20日の測定の結果について、それぞれの表面温度は、
1号機が58度、2号機が35度、3号機が62度、4号機が42度、5号機が24度、
6号機が25度で、いずれも100度未満だったことを明らかにしました。
このうち、1号機、3号機、4号機については、使用済み燃料を保管するプールの表面温度と
みられるとしています、この結果について、北澤大臣は「原子力安全委員会によれば、
『使用済み燃料を保管するプールに水が入っていることが明らかになり、大変貴重なデータだ』
という評価だった。いずれも100度未満という、きのうと同様の結果で、国民に安心してもらえる
数値が出て、ほっとしている」と述べました。
また、北澤大臣は、3号機の格納容器の上では、128度を計測したものの、「専門家によれば、
炉心の真上なので、想定の範囲内の値だということだ」と述べました。
ソース:URLリンク(www3.nhk.or.jp)