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今、必要なものは、ガソリン、情報、話し相手―。
避難生活を送る被災地の人々の切実な声を記者が聞いた。こうした中には、国、自治体、支援者側のちょっとした工夫、
発想の転換、制度やルールの弾力的な運用で解決が図れるものが少なくないのではないだろうか。
大人用の靴を「避難所では湿った靴を履いたままの人が多い。付近の住民に使わなくなった靴を寄付してもらったが
子供用がほとんどで、一度、大人用の靴が寄付された時には奪い合いでパニックになりかけた。長期の避難所生活が
想定され、足元から衛生を保つことも大切」(宮城県名取市の小学校長)
給水用に取っ手付き容器を「給水を受けるのに、ペットボトル数本を抱えたまま階段を登るのは骨が折れる」(宮城県東松島市、
男性、60歳)
孫に話し相手を「高校2年の孫が避難所にいるが、同世代の子供がおらず、話し相手もなく毎日ひとりぼっち」(福島県浪江町、
女性、69歳)
家族の安否確認するためにガソリンを「一刻も早く親類の生存確認をしたいが、車の燃料がなく、遺体安置所にも行けない。
歩いて安置所に行って夜遅くなって、よその家に泊めてもらった高齢者もいる。送迎バスを走らせたり、自転車を貸し出したり
してほしい」(宮城県東松島市、男性、61歳)
食料、物資を配る人手を「食料など物資は届き始めたが、避難者の数も多く、配給する人手が足りない。ノウハウを持っている
ボランティア団体に応援に来てもらいたい。復興に人手は不可欠。全国に参加を呼びかけてほしい」(宮城県女川町社会福祉
協議会の阿部恵子会長)
(続きます)
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※依頼があり立てました。