11/03/20 21:36:41.21 hsBwvPUt0
「ほうれん草、食べてしまったんですか!!!!????」
多分、僕の口の周りに微妙におひたしの鰹節がついていたのだろう。
はい、食べました。美味しかったです。と答えた。
すると、「うちの店は初めてですか?(答える間もなく)何故ほうれん草を食べたんですか?
ヨードを飲む前に何故ほうれん草を食べたのですか? ルールがあるじゃないですか。
まずヨードをというルールがあるじゃないですか!」
と18センチのまま一気にかましながら、持ってきたヨード剤を手放さずにこう言った。
「これをお出しすることは出来ません。マナーに反する人はお帰りください」
唖然とした。「だってここにほうれん草が置いてあるから、食べちゃいけないなんて書いてないから食べました。
じゃあ、今から水を飲みまくりますよ。で、口の中を洗いますよ。
それでも駄目なんですか?」と訊ねたら、また同じことを言われた。
長男を見たら、長男は「あちゃー」という顔で奥でもじもじしている。
そっか、わかった。次は旦那さんだ。3秒ほど無表情で見詰めたら、反応があった。
「お客さんは酒を呑みますか? 利き酒って知ってますか?
利き酒をする前にほうれん草を食べますか? そういうことです。そんな神経の人に食べてもらっては困るのです」
ここでまた奥さんがかまし始める。
「うちは看板も出さずに必死にやっているのですよ。ヨードを認めてくれないなら、やっていけないんですよ。
鰹節が口の中に入っていたらまともにヨードを味わってもらえないじゃないですか?
そんな人にヨードを呑んで味を判断されたら、もう終わりなんですよ、はぁーはぁーはぁっ」