【東日本大震災】 岩手県宮古市 「高さ10メートル、幅3メートル、日本一の防潮堤」無残 住民 「津波は堤防の倍くらい高かった」at NEWSPLUS
【東日本大震災】 岩手県宮古市 「高さ10メートル、幅3メートル、日本一の防潮堤」無残 住民 「津波は堤防の倍くらい高かった」 - 暇つぶし2ch1:影の軍団ρ ★
11/03/20 15:34:13.69 0
「日本一の防潮堤」「万里の長城」―。住民たちは、そう呼んで信頼を寄せていた。
岩手県宮古市田老地区にあった全国最大規模の津波防潮堤。だが、東日本大震災の未曽有の大津波には
なすすべもなく、多数の死者と行方不明者が出た。「今後、どうやって津波を防いだらいいのか」。
住民たちはぼうぜんとしている。

「津波は堤防の倍くらい高かった」。防潮堤の近くに住んでいた漁師小林義一さん(76)は
顔をこわばらせて振り返った。11日の地震直後、いったん堤防に避難した。

だが、山のような津波が海の向こうから押し寄せてくるのが見えたため、急いで丘に駆け上り、
難を逃れた。自宅は押し流されて跡形もない。

小林さんは「防潮堤は安心のよりどころだった。『防潮堤があるから』と逃げ遅れた人も多かったのではないか。
堤をもっと高くしないと、これでは暮らしていけない」。

約4400人が暮らす田老地区は「津波太郎」との異名がある。1896(明治29)年の明治三陸津波で1859人が、
1933(昭和8)年の昭和三陸津波で911人が命を奪われた。

防潮堤は、昭和三陸津波襲来の翌34年に整備が始まった。地元の漁師らによると、当時の田老村は、
高所移転か防潮堤建設を検討。結局、海に近い所に住みたいとの村民の要望や代替地の不足から
防潮堤建設を決断し、当初は村単独で整備を始めた。工事は中断を挟みながら段階的に進み、
半世紀近く後の78年に完成。総工事費は80年の貨幣価値に換算して約50億円に上る。

こうして出来上がった防潮堤は、海寄りと内寄りの二重の構造。高さは約10メートル、上辺の幅約3メートル、
総延長約2.4キロと、まるで城壁のようだ。岩手県によると、二重に張り巡らされた防潮堤は世界にも類はない。

総延長も全国最大規模という。60年のチリ地震津波では、三陸海岸の他の地域で犠牲者が出たが、
田老地区では死者はいなかった。日本一の防潮堤として、海外からも研究者が視察に訪れるほどだった。
URLリンク(www.asahi.com)
>>2以降へ続く



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