11/03/20 11:23:04.12 0
(>>1の続き)
一度本部に戻り、安全な方法を再検討した上で午後11時半に原発に戻った。最終的には、途中まで
車で延ばし、最後の約350メートルは隊員が車外に出て、巻いたホースを手で延ばし、取水のために
海まで届かせた。
ポンプで吸い上げた海水を放つ「屈折放水塔車」を止めたのは、2号機と3号機の真ん中で建物まで
約2メートルの至近距離。目標とした、使用済み核燃料が貯蔵された3号機のプールまでは50メートル
だった。いつでも退避できるようにマイクロバスを用意し、「特殊災害対策車」も待機した。
翌19日の午前0時半、「白煙の方に向かって」3号機への放水が始まった。
放水現場の放射線量は毎時60ミリシーベルトだったが、放水後はゼロ近くに。「命中している」と
確信したという。
-おわり-