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激しい津波被害にあった宮城県の牡鹿半島の集落に救援物資の行き届かない孤立した“避難所”
があった。市指定の避難所は満員。行き場を無くした約80人が自動車修理工場に集まっているが、
指定の避難所ではないため、救援物資が届かないという。暖房に必要な灯油はなくなり、急病人が
出ても車で病院へ運ぶこともできない。深刻な状況だが、住民らは「男はたきぎを拾いに出かけ、
女は川で水をくむ。まるで昔話みたいでしょ」と微笑んだ。苦境のなかでも笑顔を忘れず、救援を
待つ避難所を19日、訪れた。
(本間英士、大森貴弘)
避難所として使われている工場は、石巻市給分浜にある自動車修理会社「牡鹿モータース」で、
2歳から90歳までの約80人が避難している。
同社の大澤俊雄社長(60)によると、市が避難所に指定した公民館が津波で流された上、近くの
避難所も満員で、工場を使うことになったという。
給分浜を含む小渕浜地区は家屋の大半が津波に流されて壊滅状態。市も住民の避難状況を正確に
把握できていないという。
もともと、小渕浜地区はカキやワカメの養殖が盛んで、例年この時期は多くの出稼ぎ労働者で
にぎわう海の町だった。しかし、震災後の光景は一変。今は海岸沿いに並ぶ家屋の残骸や養殖筏の
ブイの破片が浜辺に打ち上げられている。
(>>2-に続く)
▽産経ニュース
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