11/03/19 12:18:27.93 0
震災で甚大な被害が出たほか、原子力発電所の深刻な事態にも直面している福島県などから
沖縄に避難して来る人が今週に入り、相次いでいます。
那覇市前島にある民宿には、今月15日以降福島県いわき市の3歳から85歳まで、親戚どうしの
4家族12人が宿泊しています。
4家族とも、自宅の一部が地震で被害を受けた上、原子力発電所の事態が日に日に深刻になったことで
できるだけ遠くに避難することを決めたということで、車と飛行機を乗り継いで沖縄までたどり着きました。
民宿では、被災地から来た人を無料で受け入れていて、福島の家族たちは民宿のスタッフが出した
おにぎりを食べ、原発のニュースを報じるテレビのニュースを食い入るように見ていました。
阿部隆夫さん(54)は「地震では幸い家族は無事でしたが原発の放射能からできるだけ遠くに離れたいと
思って来ました。自分たちはどうにか避難できましたが目を閉じると故郷や故郷に残っている知り合いの
顔が目に浮かんで心配です」と話していました。
また85歳になる菅野豫さんは地震のあとの日記に「余震で原発の放射能がだんだん心配になってきた」などと
不安を綴っていました。菅野さんは「無事で何よりでしたが、やはり放射能が心配です。ここなら安心だと
思ってきましたが、胸のあたりが痛むので病院に行きたいし、お金のことも心配です」と話していました。
沖縄県によりますと、今週に入り、福島県や宮城県などで被災した人から安く泊まれる民宿などについての
問い合わせや県営住宅への申し込みが相次いでいるということです。
福島被災者沖縄の民宿に避難 - NHK沖縄県のニュース
URLリンク(www.nhk.or.jp)