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福島から脱出急増 県内避難所に1221人
東日本大震災は18日、発生から1週間が経過する。県内の地震による死者は19人に上り、重症29人、行方不明1人。
震度4以上の余震回数は減りつつあるが、17日午前9時現在で依然30市町村7920人が避難所生活を余儀なくされている。
福島県から越境して脱出してくる人が急増。17日午後3時現在、県有5施設と10市町の避難所で計1221人に達した。
県が北茨城市役所に設置した放射線監視装置の値は17日、毎時1・1~1・2?シーベルトで落ち着いており、健康への影響はない。(県災害対策本部まとめ)
■住宅被害
全壊196棟、半壊1009棟、一部損壊2万9128棟で計3万棟を超えた。床上・床下浸水は763棟と16日発表の2581棟から大幅減。県は「精査が進んだため」と説明している。
■ライフライン
寸断されたライフラインは急ピッチで復旧しつつある。最大時約87万世帯あった停電は17日午後3時現在、潮来、鹿嶋市の2561世帯に減少。ただ、東京電力は「潮来市800軒の完全復電は、なお日数が必要」としている。
水道は神栖、潮来、大洗の3市町全域が断水。一部断水の28市町村と合わせ県内約13万世帯が水道を利用できずにいる。東京ガス日立支社管内約2万1500世帯と土浦市内約5800世帯のガス供給は、全復旧まで2週間かかる。
NTT東日本水戸支社によると、固定電話は潮来、神栖市など鹿行地域を中心に一部で通話・通信ができない状況。NTTドコモ茨城支店は17日午後2時現在、常陸太田市、日立市、東茨城郡の一部地域で復旧が遅れているとしている。
■鉄道
JR常磐線は17日、取手-土浦の復旧が終了。18日から上野-土浦で普通列車のみ本数を減らし運転を再開する。常磐線土浦以北、水戸線、水郡線、鹿島線の復旧見通しはついていない。鹿島臨海鉄道大洗鹿島線、ひたちなか海浜鉄道も運行のめどが立たない。