11/03/18 17:54:07.58 0
東北関東大震災で危機的な状況が続く福島第1原発について、韓国メディアは17日、
アメリカやフランスの原子力専門機関の見解を引用して「タイムリミットは48時間」と
相次いで報じた。
「48時間リミット」は、フランスやアメリカの核専門家の見解だ。米原子力規制委員会の
グレゴリー・ヤツコ委員長は17日に議会で「4号機の冷却プールの水は完全に蒸発したと思う」
との見解を示した。また、フランスの放射線防護原子力安全委員会も「これから48時間が
決定的」と、悲観的な見解を示した。
韓国メディアは、米欧の見解を引用しつつ「必死の努力が続いているが、問題はあまり時間が
ないことだ。電力が復旧したとしてもほかにも難関が残っており、この2日間が核災難の最大の
峠(とうげ)となるだろう」と論じた。
その理由として、燃料棒を動かすクレーンなど原発内の多くの設備が作動しない可能性に触れた。
特に海水を注入する過程で冷却ポンプと原子炉が損傷した可能性があり、電力が復旧したとしても
冷却水が正常に供給できるかわからず、水蒸気爆発の可能性も排除できないと分析した。
メディアは、「時間との戦いが予想される」、「48時間以内に統制できなければ史上最悪の
原発事故になる」、「国内外から日本政府の未熟な対応への批判が高まっているなか、
核専門家らは最大48時間以内に制御できない場合、チェルノブイリの悪夢に直面すると
警告している」と伝えた。
外部送電線による電源の復旧は早ければ18日になると伝えられており、希望の光がさしている。
ただ、退避範囲や最悪の事態に陥るとされる時間など、海外では日本政府の発表より、
悲観的な見解が多いのも事実だ。
URLリンク(news.livedoor.com)