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陸自部隊「任務こなすだけ」 ヘリ放水、被曝と隣り合わせ
「与えられた任務を確実にこなすだけです」―。
福島第1原子力発電所への上空散水の任務にあたった陸上自衛隊中央即応集団所属の第1ヘリコプター団
(千葉県木更津市)の隊員らは17日の出発前、陸自幹部にこう言い残して離陸した。
原発上空での作業は被曝(ひばく)による人体への影響が懸念される。
陸自幹部は「彼らは『行け』と言われたら確実に任務を遂行する。
1日だけ家族に相談する時間を与えられたが誰一人断る者はいなかった」と語る。
投下作戦には普段から山火事などに出動することが多く、バケットの扱いや放水技術の練度の高い隊員9人が
抜てきされた。放射性物質が出ている原発施設への放水作業は未知の領域。
このため、隊員は約6~7キロのゴム製の化学防護服とマスクを身につけ、ヘリ内の座席には放射能を遮断する
タングステン製シートを敷きつめた。
隊員たちは胸に線量計をつけ、常時放射能の数値を確認しながら活動。
防護服を着用しながらの放水は動きが制約されたが、現場上空では速度を落として原発に接近し、
3号機のプールを目がけて水を投下。その後全速力で現場から退避した。
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