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東日本大震災発生後、すっかり動静が伝えられなかった民主党の小沢一郎
元代表(衆院岩手4区)。発生直後から地元入りを希望したが、被災地の混乱などを
懸念してやむを得ず断念。達増拓也岩手県知事らと頻繁に連絡を取り合いながら
中央省庁と地元との調整役に徹しているようだ。
震災で壊滅的な被害を受けた岩手県陸前高田市などは小沢氏の中選挙区時代の
地盤。「今からでもいい。一刻も早く飛んでいきたい」と周囲に漏らしたが、被災地入り
すれば警護などで逆に住民に迷惑をかけると考え直し、都内の自宅にとどまったという。
小沢氏は11日の震災発生直後から公の場に姿を見せておらず17日の衆院本会議も
「関係機関との調整に忙殺されている」(関係者)として欠席。インターネット上では
「小沢氏が被災した」など流言飛語が飛び交っていた。
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