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地震前は会社帰りにちょっと寄り道しようというサラリーマンであふれていた東京都港区のJR新橋駅。
大規模停電の可能性に言及した東京電力の発表を受け、17日午後7時ごろには「早めのご帰宅をお願いします」とアナウンスが響いたが、
駅構内や駅前広場はすでに閑散としていた。輝くネオンも少なく、駅前にいる10人程度の客引きの姿ばかりが目立った。
「電力需要の切迫に伴い、急遽(きゅうきょ)本数を減らして運行を行っております。運転見合わせなどが発生いたします」
駅構内では約5分ごとに同様のアナウンスが繰り返される。対照的に客が少ない構内では数人が静かに改札口を通り抜けていくのみだ。
駅前で飲食店の客引きをしている笛吹利樹さん(31)によると、最近の同駅周辺の帰宅ラッシュは午後5時前後。
停電による電車の運休を恐れて、退社時間が早まっているという。
地震後、笛吹さんの店では、早めに帰宅する客層を狙って開店時間を午後3時に早めたが、客足はあまり伸びず、地震前の2割程度。
「地震はしようがないけど、停電が続くのは誤算でした」とため息をつく。
「朝は快速電車まで出して電気をたくさん使っていたのに。夜になって電気がないなんて無計画」。
残業を切り上げて都内の会社から退社してきた長谷みゆきさん(33)は憤る。
「本当はお酒を飲みに行きたいんだけど、飲んでいる最中に突然電車がなくなったりするから当分は我慢」と、改札口を通り抜けた。
終業が午後3時に早まったにもかかわらず、午後7時ごろまで都内の会社で残業して時間をつぶしていたのは同僚の滝本ひとみさん(36)。
午後5時ごろのラッシュを避けての策だ。停電で混雑が続く不安もあったが、「全然大丈夫そう」とホームに消えていった。
ソース MSN産経 2011.3.17 21:15
URLリンク(sankei.jp.msn.com)