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東北、関東の各地では16日から17日にかけて、観測された最大の放射線量がいずれも
毎時1マイクロシーベルト以下に落ちた。
都道府県に観測を委託している文部科学省の集計では、14日以降に高い値を示した埼玉、
茨城の両県が15~16日に比べて大きく低下。高止まりしていた群馬県も0・1マイクロシーベルトの水準に下がった。
福島第1原発ではこの間、陸上自衛隊のヘリコプターが3号機の上空から水を投下。これに先立つモニタリングでは、
高度300フィートの上空で87・7ミリシーベルト(1ミリシーベルトは千マイクロシーベルト)を記録した。
集計によると、16日午後5時から17日午前9時までに観測された最大の放射線量は、埼玉が
0・068マイクロシーベルトとなり、15~16日の1・039から90%以上減少。
茨城でも1・035マイクロシーベルトから0・248マイクロシーベルトへと70%以上減った。
14~15日の観測で最も高かった栃木は0・214マイクロシーベルトまで低下。東京は0・053マイクロシーベルト、
千葉は0・041マイクロシーベルト、神奈川は0・056マイクロシーベルトとなり、いずれも過去の最大値を
下回る水準となっている。
一方、愛知、大阪、香川、福岡の各府県では目立った数値の変化は観測されていない。
集計とは別に、文科省がモニタリングカーを使って福島県内で行っている調査では、福島第1原発から北西に
約30キロの浪江町付近で、170マイクロシーベルトを検出した。
胸部エックス線の集団検診1回分が50マイクロシーベルト。300マイクロシーベルトは東京―ロサンゼルス間を
航空機で1往復半した際に浴びる放射線量に相当する。
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