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ガソリン抜き取り続発、避難住民宅に空き巣も
東日本巨大地震で燃料不足が深刻化しているなか、茨城県内で駐車中の乗用車やバイクから
ガソリンが抜き取られる窃盗事件が3件発生していたことが、県警への取材でわかった。
津波で壊滅的な被害を受けた北茨城市では、住民が避難し留守の民家を狙った空き巣事件なども発生しており、
県警では「困っている人を狙う非常に悪質な犯罪」としてパトロールを強化している。
県警によると、14、15の両日、坂東、牛久両市内の駐車場に止めてあった乗用車や軽トラック、
原付きバイクからガソリンが盗まれたとの通報が3件あったほか、未遂事件が1件あった。
いずれも給油口のふたがこじ開けられる手口で計29リットルが盗まれた。
北茨城市内では、地震発生後から16日にかけて空き巣事件などが5件相次いだ。
高萩署によると、同市大津町の避難所で自動車1台が盗まれたほか、同市磯原町では
留守で無施錠の民家からノートパソコン、液晶テレビなど(計約20万円相当)が、別の民家では現金6万円が盗まれた。
また、同市中郷町では留守宅に止めていた車から現金やETCカード、別の民家でも車3台から
免許証やクレジットカードが盗まれる被害が出た。高萩市安良川では、カー用品などが盗まれる車上荒らしがあった。
このほか、神栖市内の民家では、東京電力を名乗る作業服姿の男2人が「このままだと停電する。
点検料として1万5000円かかる」と訪問したり、水戸市や東海村の民家では、消防署員を名乗る男が
「屋根に無料でブルーシートをかける」などと持ちかける悪質な勧誘が相次いだという。
(2011年3月17日09時07分 読売新聞)
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