11/03/18 07:02:53.58 CMmYs9NQ0
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放射線環境で使える電子回路
TVでロボットの展示会を見ていたら「将来は放射能漏れ事故の時に活躍」と言うから噴飯。
LSIメモリやプロセッサ、CCDカメラなどあっという間に壊れてしまう筈です。
強い放射線(中性子・重粒子線などを含む)のある所で特別の遮蔽なしに動く機器を
作るにはどんなデバイスなら使えそうか、
「放射線環境下電子工学」のための資料や、皆さんのアイデアを教えてください。
そういった環境下で、はっきりと動作するといえる制御システムは、フライバイワイヤー
(針金を2本張って引っ張るとそれぞれ反対に動くようにして、動作を制御する)、
油圧システム(パイプを張り巡らし、中に油をいれて制御側はポンプ、動作側はタービンやシリンダーで動かす)
、同じ原理で空気で動かすエアーシリンダーなどでしょうか。
どちらも飛行機や工場のプラントの制御に使われています。
特に工場では大出力のモーター類からのノイズがすごいので、エアーシリンダーシステムは計器パネルにも多用されており、
エアーリレーなんてのもあり、ちょっとした計算程度はできます。
「放射能事故が起こさないことを前提とした危機管理」についてですが、
まさにナンセンスそのものなんですが、現在の原子力行政が、原発の安全神話というお話を基本理念にすえてやられており、
公的には「事故が起こる」前提での研究はできないらしいです。
ですから、個人でそういう研究を市民運動とタイアップでやってらっしゃる先生方はいるようですが、
ある程度の研究所みたいな、あるいは大学の研究室みたいなのではできないらしいです。
そういうのをやると補助金を打ち切られるとか厳しいいじめがあるという話です。