11/03/16 23:32:28.48 peAU39/Z0
「想定外ではなかった津波」
その新耐震指針は、地球科学的リスク評価をほとんど反映していない、ひたすら業界の
都合を優先したものだった。
最たる例が、震源を特定せずに想定すべき地震動を、M6.8の直下型としたことである。
未知の断層が動いて強い揺れを起こした地震としては2000年の鳥取西部地震があるし、
海岸部の断層が動いて甚大な被害を出した例には阪神大震災がある。共にマグニチュード
は7.3である。
誰が考えても、地震国の原発の耐震基準としてはM7.3の直下型が極めて妥当であろう。
それが、突然M6.8になった。業界の強い要望が、科学的議論を簡単にひっくり返したの
である。
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