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「最悪の事態になったときは東日本がつぶれることも想定しなければならない」。菅直人首相は
16日夜、東京電力福島第1原発の事故をめぐり、首相官邸で会った笹森清内閣特別顧問にこう語った。
放射性物質の飛散により、広大な地域でさまざまな影響が出かねないとの危機意識を示したと
みられる。
笹森氏によると、首相は「僕はものすごく原子力に詳しいんだ」と専門家を自任。東電の対応に
ついて「そういうこと(最悪の事態)に対する危機感が非常に薄い」と批判し、「この問題に詳しい
ので、余計に危機感を持って対応してほしいということで(15日早朝に)東電に乗り込んだ」と
続けた。
▽Yahoo!ニュース(時事ドットコム)
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