【東日本大震災】日本に明るい将来を作るんだ…菅首相、緊急災害対策本部でのあいさつ全文 [3/16 17:49]at NEWSPLUS
【東日本大震災】日本に明るい将来を作るんだ…菅首相、緊急災害対策本部でのあいさつ全文 [3/16 17:49] - 暇つぶし2ch622:名無しさん@十一周年
11/03/16 18:43:32.13 RtxBcUKPP
わたくし麻生太郎、この度、国権の最高機関による指名、かしこくも、御名御璽をいただき、第九二代内閣総理大臣に就任いたしました。
 わたしの前に、五八人の総理が列しておいでです。一一八年になんなんとする、憲政の大河があります。

新総理の任命を、憲法上の手続にのっとって続けてきた、統治の伝統があり、
日本人の、苦難と幸福、哀しみと喜び、あたかもあざなえる縄の如き、連綿たる集積があるのであります。
 その末端に連なる今この時、わたしは、担わんとする責任の重さに、うたた厳粛たらざるを得ません。

 この言葉よ、届けと念じます。ともすれば、元気を失いがちなお年寄り、若者、いや全国民の皆さん方のもとに。
 申し上げます。日本は、強くあらねばなりません。強い日本とは、難局に臨んで動じず、むしろこれを好機として、一層の飛躍を成し遂げる国であります。

 日本は、明るくなければなりません。幕末、我が国を訪れた外国人という外国人が、驚嘆とともに書きつけた記録の数々を通じて、
わたしども日本人とは、決して豊かでないにもかかわらず、実によく笑い、微笑む国民だったことを知っています。
この性質は、今に脈々受け継がれているはずであります。蘇らせなくてはなりません。

 日本国と日本国民の行く末に、平和と安全を。人々の暮らしに、落ち着きと希望を。そして子どもたちの未来に、夢を。
わたしは、これらをもたらし、盤石のものとすることに本務があると深く肝に銘じ、内閣総理大臣の職務に、一身をなげうって邁進する所存であります。

 わたしは、悲観しません。
 わたしは、日本と日本人の底力に、一点の疑問も抱いたことがありません。

時代は、内外の政治と経済において、その変化に奔流の勢いを呈するが如くであります。
しかし、わたしは、変化を乗り切って大きく脱皮する日本人の力を、どこまでも信じて疑いません。そしてわたしは、決して逃げません。
 わたしは、自由民主党と公明党の連立政権の基盤に立ち、責任と実行力ある政治を行うことを、国民の皆様にお誓いします。

第170回国会における麻生内閣総理大臣 所信表明演説


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