11/03/16 17:02:37.32 m6+IEFNx0
福島原発の問題は第2段階に入りました。
つまり、どこで爆発が起こるかというのはこれからも警戒しなければなりませんが、
とりあえず原発で放射能物質が漏れることは確実になった事、それが400ミリ シーベルトと
健康にかなりの影響を及ぼすようなようになった事です。この二つで第2段階に入ったと考えられます
ここで、今回は、放射線についての知識を深め、自ら判断できる情報を提供したいと思います。
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一般に放射線と言っているものには2種類あって、
1) レントゲンのような「放射線」、つまり光や電子と同じように四方八方に飛び散って行くもの、
2) ガス(おならのようなもの)やミスト(霧吹きからの霧や煙のようなもの)
があります。
学問的にはこの二つを分けて呼びますが、般的には「放射線」とか「放射能」とか区別します.
この2つをいつも区別すると非常にややこしいので、このブログでも今まで一般的な言い方をしてきました。
でも、福島原発の汚染から逃れるためには、この区別を簡単に理解しておかなければいけないと思います。
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まず、福島原発の敷地の中に強い放射能物質があり、そこから放射線が出ています。
この放射線は四方八方に散りますし、もともとそれ程強い光でもなく、また放射線が電子の場合には、
空気中を進むと空気中のいろいろな物質にぶつかって止まります。
福島原発の上空にいれば、このような放射線にさらされることもありますが、
人間は地上にますので電子が地上を進むと建物にぶつかりますから遠くまで行くことはないと言っていいでしょう。
テレビの解説者が「放射線は四方八方に飛び、距離が離れればどんどん弱くなるから大丈夫だ。
東京等には全く関係がない」等と間違ったことを言っているのは、福島原発からのもので「放射線」だけを
問題にしているからです。御用学者と言っても良いかもしれません。