11/03/16 12:34:59.79 0
「人体への悪影響を教えてくれ」「もっと遠くへ逃げたい」。福島第1原発に近い福島県南相馬市から、
宮城県白石市の施設に避難した人たちは16日、再び煙を上げた原発のニュースに、いら立ちや焦りを
隠せなかった。
「できれば山形とか、もっと遠くに逃げたいがガソリンが尽きた。もう戻ることはできない」と南相馬市の
男性(65)は不安げな表情。「東電の説明が遅い。技術的な説明はいいから、人体にどれぐらい悪影響が
あるのかを教えてくれ」と訴えるように話した。
「原発から直線で100キロ離れることだけを考えた」という南相馬市の会社員羽根田浩昭さん(42)は、
親族と車で白石市にたどり着いた。受け入れを許可されたが、滞在は1週間の期限付き。
「報道で新潟県が受け入れていると知った。ここがだめなら移動するしかない」と疲れた表情を浮かべた。
南相馬市にはガソリンがなく、避難したくてもできない住民も多いという。
志賀永基さん(34)の自宅は避難区域より外だったが、親族と話し合い、県外に出ることを決めた。
「とにかく遠くへ行こうと思った」と永基さん。妻の紀江さん(34)は「見えないモノがやって来る。どこまで行けばいいのか」。
小雨が降りしきる中、白石市役所には各地の避難所から「雨は大丈夫なのか」との問い合わせが殺到。
「気になるようであれば雨にぬれた場所を洗浄すればよろしいでしょう」。県から市へ送られた文書を手にしながら、
ある市職員は「行政がこんな情報を出しても混乱するだけだ」とつぶやいた。
ソース
nikkansports.com URLリンク(www.nikkansports.com)