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鹿児島の防災無線でとんでもない誤放送
鹿児島県湧水町の防災行政無線で、
「ゲリラ攻撃の可能性がある」との誤った放送が14日に流されたことがわかった。
無線の設置業者の操作ミスが原因。7分後に訂正したが、東日本巨大地震の直後だけに、
町には住民から約50件の問い合わせや苦情が殺到した。
町によると、吉松地区(約1800世帯)で14日午後1時15分頃から数分間、
サイレンとともに「当地域にゲリラ攻撃の可能性があります。
屋内に避難し、テレビ、ラジオをつけてください」との録音放送が3回流れた。
町は、有事や災害時の危険情報を住民に知らせる国の「全国瞬時警報システム」を整備中。
当時、栗野庁舎で点検作業をしていた業者が誤って放送ボタンを押し、例文の一つが流れたという。
大山勇美・町総務課長は「震災で大変な時期に、住民に不安を抱かせて申し訳ない」と話している。
(2011年3月16日10時50分 読売新聞)
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