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【カイロ時事】反政府勢力への反転攻勢を強めるリビア政府軍・治安部隊は15日までに、チュニジア国境近くの町ズワラを制圧した。
これにより、首都トリポリを中心とする西部地域は、首都東方の都市ミスラタを除くほとんどが政府支配下に戻り、
反政府側の劣勢が一段と覆い難くなっている。
政府軍は14日、ズワラに入った。報道では、その際に起きた戦闘で反政府側の約30人が死亡した。
政府軍は15日、反政府勢力が押さえる東部の都市アジュダビアに対し、前日に続いて空爆を行った。
アジュダビアは反政府勢力の拠点ベンガジの南方にあり、ベンガジや首都、東方のエジプト国境とを結ぶ交通の要衝。
一方、エジプト国境に近いトブルクでも政府軍の攻撃が近いとの観測が強まっており、
これらの都市が陥落すればベンガジに対する包囲網が一気に狭まりそうだ。
AFP通信によれば、政府軍から離反し反政府側についたマンスール元空軍大佐は15日までに、
政府軍施設への限定空爆を米欧に求める考えを示した上で、
今後、市街地でのゲリラ戦に突入する恐れがあると述べた。(2011/03/15-19:44)
西部の大半が政府支配下に=反政府劣勢、市街ゲリラ戦も-リビア
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