11/03/15 21:09:09.44 PJP0uccD0
大丈夫だと何度言えば...
早く仕事いけよ
日本はチェルノブイリ型の大惨事に直面しているわけではない By WILLIAM TUCKER WSJ寄稿評論
URLリンク(online.wsj.com)
冷却水の蒸発が続けば燃料棒が露出し、燃料棒の溶解が起こって容器の底に貯まる。
初期には、この燃料が鋼鉄容器を溶かし、コンクリート遮蔽をも溶かすのではと憶測され、つまり
チャイナシンドロームが起こるのではないかとされたのだが、スリーマイル島の事故が証明したように、
それは起こらない。燃料は鋼鉄やコンクリートを溶かすほどに高温にならない。
崩壊熱は依然として吸収される必要があるが、最後の手段としてECCSによるコンテナ構造全体に
冷却水を満たす手法をとることができる。報道では日本はこのために2基の炉に海水を注入している。
それを行なうと二度と炉は使えなくなるが。
これはチェルノブイリとは全く異なる。チェルノブイリは炉の設計に2つの問題があって、第一には
中性子減速材に水ではなくグラファイトを使う。1986年4月にグラファイトが発火し、4日間燃え続けたが、
水は燃えることはない。第二にチェルノブイリは格納構造を持たない。そのため、発火したグラファイト
放射性の噴煙を世界にまき散らした。格納構造は火災と放射性物資の封じ込めに役立つ。
日本でメルトダウンが起これば東京電力の大惨事となろうが、日本国民にとってはそうではなく原発から
開放された蒸気は無視できる程度のインパクトしか与えないだろう。スリーマイル島の事故以来、30年間、
研究者は解放された蒸気の健康への悪影響を調査してきたが、それは何もなかった。日本の地震で
起こっている死者や被害の大きさから見て、原発に過度の心配をすることは意味が少なく道理にかなって
いないと言えるほどである。
日本の地震で証明されたことは、最も古い格納構造の原子炉でさえ歴史上最大級の地震に耐える事が
できるということである。冷却システムのポンプに問題が生じた。この事故が第三世代の原子炉、それは
設計上の問題を解消しているのだが、その新世代の原子炉の開発を妨げることになれば悲劇である。