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★【放射能漏れ】東京で20倍の観測 さいたまは40倍
・東京都は15日、都内の観測施設で、通常の20倍以上の放射線量を観測したと
発表した。
都によると、同施設の観測器で採取した大気から、微量のヨウ素やセシウムなどの
放射性物質を検出。最大放射線量は、午前6時過ぎの福島第一原発での爆発を
受け、同7時過ぎから増加。同10時過ぎには、通常の20倍以上となる0・809マイクロ
シーベルトの放射線量が検出された。
石原慎太郎知事は「今朝になってデータに大事な変化があると報告を受けた。
ただ、直ちに健康に問題が生ずるわけではない」とした。
埼玉県は、さいたま市の空間放射線量が15日午前11時現在、平常時の40倍近くに
相当する毎時1222ナノシーベルトに上昇したと明らかにした。
また、千葉県は、同県市原市で測定した放射線量が通常の2~4倍になったと発表。
「健康には全く問題ない範囲」としている。
一般人が日常生活や医療目的のほか、やむを得ずさらされる放射線の限度は
年間1ミリシーベルト。実際に人体に影響が出るとされる年間100ミリシーベルト
よりも低めに設定されている。
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