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・日本政府は今回の核の被害規模を国際評価尺度(INES、0-7)の「レベル4」としている
わけですが、フランス国内原子炉58基(日本の3倍)の安全管理を担当する仏放射線防護・
原子力安全研究所Andre-Claude Lacoste所長は「少なくともレベル5、もしかしたらレベル6
かもしれないのに日本政府は危機を小さく見せようとしている」と苛立ちを表明しているそうですよ。
レベル5というと1979年3月28日、米ペンシルバニア州ハリスバーグ郊外のスリーマイル島で
起こった原発事故と同じレベルですね。あれはデザイン上の欠陥と操作エラーで核燃料棒が
一部露出し、部分的に炉心融解が起こった結果、放射性ガスが空中に放出された事故で、
米国では誰でも知っているんですが、死者は出ていません。規定は飽くまで目安ということで。
菅首相が今会見で10-30km圏からの退避を求めましたね。ロイターによると、フランス大使館
ホームページ日本語版に「今の風向きだと微弱な放射能を帯びた風が東京に10時間以内に
届く可能性もある」と警告を出したようです。が、微弱ですので「屋内にいて窓を閉めパニック
しないように」すれば大丈夫とのことです。(抜粋)
URLリンク(www.gizmodo.jp)
・フランス原子力安全機関(ASN)のラコスト総裁は14日、日本の福島第1原発の事故に
ついて「米国のスリーマイル島の事故(79年)より深刻だ」との見方を示した。AFP通信が伝えた。
総裁は日本が事故の深刻度を、国際原子力機関(IAEA)が決めた8段階の尺度で「4」としている
ことについて、「(さらに深刻な)5以上で、6程度との感触がある」と指摘。この判断は「日本側からの
情報に基づくものだ」とした。スリーマイル島事故はレベル「5」に指定されている。
一方、総裁は日本の事故について、旧ソ連のチェルノブイリ事故(86年)のレベル「7」よりは
深刻でないとの見方をしている。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
※前:スレリンク(newsplus板)