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15日朝、福島第一原子力発電所2号機で爆発音があった2時間前の午前4時に、南に40キロ余り離れたところに
福島県が設けた線量計が、通常の470倍を超える高いレベルの放射線を検出していたことが分かりました。
これは、15日午前10時すぎから福島市で開かれた県の災害対策本部の会議で報告されました。それによりますと、
現場から南に40キロ余り離れた福島県いわき市に県が設置した線量計では、14日夜、福島第一原子力発電所2号機で
原子炉を覆う格納容器から空気を抜いて圧力を下げる作業が行われたあと、15日午前0時ごろから放射線量の数値が
上がり始めました。そして、爆発音の2時間前に当たる、15日午前4時には、ガンマー線に換算して1時間当たり
23.72マイクロシーベルトと、通常の470倍に当たる高いレベルに達したということです。
その後、数値は下がる傾向になったということですが、爆発音のあとの午前6時以降のデータはまだまとまっていないため、
福島県では、今後の数値を注意深く見守っていきたいとしています。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)