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枝野氏は停電直前の午後4時からの記者会見で、計画停電公表に向けて
鉄道会社など関係機関への周知など準備は適切だったとの認識を示した上で、
「結果的に今のような状況になったのは大変残念で遺憾だ」と述べた。
停電実施については、「予測されない停電を防ぐためにもやむを得ない措置だ。
冷静に対応してほしい」と理解を求めた。
ただ、枝野氏は同日午前の記者会見で「東電から官邸に届いた情報も必ずしも
正確でないものが届いていた」と東電側の対応に不快感を示していた。
一方、野党側は政府が東電に責任を押し付けようとしていると批判している。
自民党の石破茂政調会長は記者団に「落ち着いて計画的に情報を発信する努力が
おろそかになっていたのではないか」と語った。公明党の山口那津男代表も同日午前の首相との会談で
「予見可能性を国民に早めに提供することが必要だ」と指摘した。
与党内からも「14日早朝から始めるのは到底無理だった。
準備してやらなければいけない」(生方幸夫民主党選対委員長代理)との声も出ていた。
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